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▲DAFノンストップ映像ライブレポ(関連リンク集)

12/12/ (月) 00:00 | 編集
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デジタルアートフェスティバル東京2005DAFノンストップ映像ライブに行って来ました。

関連のリンク集を作りがてら内容にも触れていこうと思います。

デジタルアートフェスティバル東京2005 会場レポート(livedoor ネットアニメ)

JAWACONの作品が上映された。

JAWACON年末スペシャル
サイドのサムネイルから各作家と作品の紹介を見ることができます。

<予告編が公開されている作品>
★Hairy Baby & Beauty Pooトレイラー[aoike.ca]
吉野の姫予告編[MARU PRODUCTION]

(関連)
マタタビの徒然草 JAWACONに行ってきました。[マタタビの徒然草]((・∀・)イイ・アクセス


CGアニメーションのコンテストの老舗、DoGAが主催するCGアニメコンテストの中で、特に注目された受賞作品が上映された。

(作品リンクと関連記事)
MY HOME [木霊]
木霊[児玉](GilCrowsのFLA板観測所)
赤い自転車(リンク先は予告編)[オフィス・ガナゴナ]
第12回CGアニメコンテスト佳作
スタジオ山城301
スタジオ山城301(GilCrowsのFLA板観測所)
クローカ[Tayuta MIKAGE]
第13回CGアニメコンテスト作品賞受賞
どっちもメイド[石川プロ]
石川プロ(GilCrowsのFLA板観測所)
水のコトバ(リンク先は予告編)[STUDIO六花]
ペイルコクーン[STUDIO六花](GilCrowsのFLA板観測所)
彼女と彼女の猫(リンク先はダイジェスト版)[Other voices -遠い声-]
Other voices -遠い声-[新海誠](GilCrowsのFLA板観測所)


Imagine Cupの受賞者作品が上映された。

実写中心だった。Imagine Cupとは世界中の学生が映像、プログラミング、中には当日撮影機材などが与えられ、現地で24時間以内に作品を撮影するといったコンテストもあった。基本的に学生中心ということで技術的には稚拙な部分も目立ったがなかなかいい作品もあった。


デジスタのベストセレクションの作品の中で注目作品のが紹介された。

(関連記事)
Panic in the VillageVincent[Patar + Stephane Aubier](ベルギー)(GilCrowsのFLA板観測所)
青木純[東京芸術大学映像美術部](GilCrowsのFLA板観測所)

上の記事で触れた作品以外にも、人形のアニメーション「」も非常に素晴らしい作品だった。その他にもナビゲーターの中谷さんが首をかしげたという問題作もいくつか上映された。(これが上映されたときの会場の雰囲気といったら…w)


トークライブ

この後、DoGA代表のかまたゆたかさんとルンパロさん、デジスタの中谷さんと広告業界の方と音楽業界の方(名前失念)でトークセッションが行われた。かまたさんによるパーソナルCGアニメーションの歴史を紐解く話は興味深かった。

20年ぐらい前の日本で初めて公開された個人製作のCGアニメーションを上映。この作品は今とは比べ物にならないほどPCとソフトの性能が低い頃にできた作品で、記憶媒体も容量が少なかったので映像を保存することができなかった。そのためレンダリングしたらすぐに8ミリフィルムで撮影、それを永遠と繰りかえすという作業をしたのだそうだ。昔のCGアニメはそもそもCGアニメーションを作るソフトが無かったため、製作プログラムを作ることができる理系の大学のPC研究会が中心になって製作されていた、しかしソフトの高機能化に伴ない、文型、芸術系の学生も自分の完成をダイレクトにCGに表現できるようになっていき、商業作品も凌駕する作品も出てくるようになった。

そこで紹介されたのがロマのフ比嘉さんの第9回CGAコンテストグランプリ作品「ONE DAY, SOME GIRL」だった。この作品がパーソナルCGアニメーションの黎明期に終わりを告げたと同時に、新たに個人製作ならではの方向性を模索させるきっかけになったと説明されていた。

「ほしのこえ」以降パーソナルCGアニメーションは一気に盛り上がるかと思いきやそうでもない状態が続いた。しかしここ最近になって「ペイルコクーン」、「鉄路の彼方」、「警察戦車隊 TANK S.W.A.T 01」、「ネガドン」…など、一気に数が増えてきた。反面、これらがこけたらパーソナルCGアニメーションは見切りをつけられてしまうので、どれでもいいので買ってくださいとおっしゃっていましたw。


ウェブアニメーションについては皆さんのご存知のような内容でしたが、途中でこの作品が上映されたときは吹いた(作者は伏せられていて、ドカベンの顔などは変えられていた)。ルンパロさんのトークの中で「YUKINO」が上映され、この作品が公開されたあたりからアニメーションは急激に進化してきたと紹介されていた。また「吉野の姫」上海でTV放送されたことにも触れ、こういった世界から注目されるのもwebならではだとおっしゃっていた。その他にも青池さん「Perestroika(日本語吹き替え版)」が上映された。DVDで発売されることが決定しているそうだ。


音楽業界では業界全体が低迷しているということで音楽と映像をパッケージして売るということも考えているということをおっしゃっていました。また、広告業界ではCMに作家を使うのは難しいということに触れていました。作家性とクライアントからの要求とのバランスが難しく、CM製作を目指すならコミュニケーション能力も問われるとのこと。CM製作のを勧めていくことが必ずしも作家のためになるのかどうか疑問だと言うことです。しかし、webの方ではTVCMなどに比べ作家性が重視されるということだ。


ipod、PSPなど、媒体は増えてきてはいるがそこに流すコンテンツが不足気味なので、そこにパーソナルCGアニメーションやwebアニメーションのようなものが取り入れられていく可能性があるのではないか。ユーザーからニーズの多様化してくるだろうが、作家の個性の出た作品はそれらの要求を満足させるものになるのではというような形で締めくくられた。


まったくメモは取っていなかったので記憶があいまいですが、こんな感じでした。
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コメント
2005/12/17(土) 23:36:51 * URL * ┝・∀・┥ #3un.pJ2M[編集]
いつもありがとうございます。
リンクに追加しておきました。
2005/12/18(日) 07:43:16 * URL * GilCrows #-[編集]
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こきげんよー。かーまたです。 今回はあまり知られていないイベントばかりなので補足する意味でも外部リンク が撒き散らしているので、色々と探してみてください。 芸術の秋(ちと遅い?)とばかりにWebアニメーションの最先端を見に行こうとはるばる埼玉の田舎からか、 電車
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2005/12/12(月) 01:31:17 * 猫眠 -ネコネム-